生活のコツ

共働き夫婦のリアルな家事分担 “してくれてるのにしんどい”を変える5つの工夫

こんにちは、にっしーです。
こちらのブログにお越しくださり、ありがとうございます。

共働きで家事も分担してるはずなのに、なぜかしんどく感じる…。

夫には感謝してる。でも毎日ギリギリで回している自分にモヤモヤ…。

こんな風に感じたことありませんか?

実は私も、夫と2人で共働き。

ワンオペ状態の時期もありましたが、コロナ禍を機に家事分担を見直し、少しずつ負担を分け合うようになりました。

でも、なんか夫はいつも余裕そうで、私ばっかりヘトヘト。

そんな日々を少しでも変えたくて、私自身が取り入れてきた“5つの工夫”を今日は紹介します。

共働きの家事分担が、少しでもラクに、気持ちよく回るように。

この記事を読んでそのヒントになれば嬉しいです。

工夫①「段取り役」から一度離れてみる

家事そのものよりも、“段取りを考えること”に疲れていませんか?

家事ってひとつの作業で完結することって意外と少ないですよね。

例えば、洗濯を作業ごとに分解してみます。

(ご家庭によって手順は違うと思うのであくまで参考です。)

・洗濯乾燥するものと、通常洗濯をわける

・汚れがひどいものは予洗いする

・ポケットの中身をチェックする

・靴下がぐちゃぐちゃになっていないかチェックする

・洗濯物を洗濯機に入れる

・洗剤と柔軟剤を入れる

・スタートボタンを押す

・シワを伸ばして干す

・干したものを取り込む

・乾いたものをたたむ

・たたんだものを人、用途別に仕分ける

・仕分けたものをしまう

こうして書き出してみると、いかに多くの“小さな判断と作業”が詰まっているかがわかります。

そしてこれを、無意識に毎日考えてこなしていることに気づくと、そりゃ疲れるわけだ…ってなりますよね。

でも、この一つひとつの工程を説明するのも、またストレス

だからこそ、「段取りを考えるところから全部任せる」という選択をしてみるのも一つの手です。

たとえうまくいかなくても大丈夫。

夫が自分でやってみることで、「こういうところが大変なんだ」と気づくこともあります。

そのあとで、効率的なやり方を一緒に考えていけばいいんです。

もし、気づいたら自分ばかりが“指示役”になっていたら、要注意。

日々の小さな判断は、積み重なると確実にストレスになります。

意識して“段取り役”を手放すことで、

「私ばっかり考えてる…」というモヤモヤも、きっと軽くなりますよ。

工夫② “やってほしいこと”を可視化する

夫は協力的だけど、「言わないとやらない」がしんどい…。

そんなふうに感じること、ありませんか?

でも、夫は別の人間。

自分が気づくことを、同じように気づいて、同じタイミングで動くのって、実はなかなか難しいんですよね。

だからこそ、「やってくれない」のではなく、

「気づいていないだけかもしれない」という視点を持ってみると、少し気がラクになります。

たとえば、平日の夜にやってほしいことを、事前にリストでまとめておくのも一つの方法です。

・夕飯の洗い物

・お風呂掃除

・床のクイックルワイパー

・子どもの翌日の準備

・おもちゃの片付け

全部をお願いするのではなく、「この中のどれかできるところだけでOKだよ」というスタンスにしておくのがポイントです。

これは“分担”というより、“やれたら嬉しい”という気持ちで書く。

そのほうが、やれなかったときも責めずに済みますし、お互いに思いやりを持ちやすくなります。

できなかった分は、次の日に「どうやったら無理なく回せるかな?」と家族で一緒に考えてみてください。

“言わないと伝わらない”を前提に、伝え方を工夫することが、

「私ばっかり頑張ってる…」というモヤモヤを減らす第一歩になりますよ。

工夫③「ありがとう」を先に伝える

家事や育児をしてくれて感謝しているのに、

つい「まだこれもやってないの?」と責めたくなってしまうこと、ありませんか?

実は、日本人は「できたこと」よりも「できなかったこと」に目が行きがちだと言われています。

例えば、

朝に夫が掃除機をかけてくれて、リビングはキレイになっていた。

でもキッチン周りは手つかずだった…。

そんなとき、

「なんでこっちはやってくれなかったの?」という気持ちになることもあるかもしれません。

でも、そんなときこそ“ありがとう”を先に伝えることが大事です。

「リビング掃除機かけてくれてありがとう。ついでにキッチンもお願いできる?」

こんなふうに感謝を先に伝えるだけで、空気がやわらかくなります。

やってくれたことを認められると、相手も「やってよかった」と思えるし、

そのうえでお願いされるなら、きっと快く引き受けてくれるはずです。

逆に、ガッカリした表情や言葉を出してしまうと、

せっかくやってくれたことまで否定されたように感じさせてしまうことも。

だからこそ、納得できない部分があったとしても、まずは“してくれたこと”に感謝を。

この意識が、家事分担を気持ちよく続けるための大きなコツになります。

工夫④ “完璧”を手放す&家電・外注に頼る

すべてを夫婦だけでこなそうとしなくても大丈夫。

どれだけ試行錯誤しても、うまくいかない日だってあるし、やり切れないことがあって当然です。

できなかったことに対して、罪悪感を抱く必要はありません。

むしろ、共働きが当たり前になった今の時代に、すべてを完璧に回そうとするほうが不自然なんですよね。

だからこそ、便利な家電を活用したり、家事代行などのプロの力を借りることも、立派な“分担”のひとつです。

おすすめの家電・外注サービス

食事

・自動調理鍋(ホットクックなど)

・冷凍・冷蔵ミールキット

・作り置きサービス

・食洗機

掃除・洗濯

・ロボット掃除機、コードレス掃除機

・乾燥機付き洗濯機

・掃除代行サービス(Casy・タスカジ・ダスキンなど)

自分で家事を全部やる時代はもう終わり。

便利なものや、人の手を借りて、ストレスになっていた家事の時間をリラックスの時間に変えていけたら、モヤモヤもきっと少しずつ減っていくはずです。

工夫⑤ 夫婦で“話す時間”をあえてつくる

モヤモヤの原因は、「話していないこと」から生まれているケースも少なくありません。

仕事や育児に追われる毎日で、夫婦がお互い“わかっているつもり”になってしまっていることも。

でも実は、「話してるようで、ちゃんとは話していない」ことって多いんですよね。

たとえば、こんなふうに時間を決めてみるのもおすすめです。

・毎月最後の金曜日は“家族の相談会”にする

・好きなお茶やお菓子、お酒を用意して、リラックスした雰囲気で

・最近うれしかったこと、うまくいかなかったこと、次やりたいことなどを気軽に話す

・旅行やおでかけの計画など、未来の楽しみを一緒に考える時間にするのも◎

月に1回でも、こうした“気持ちを共有する時間”があるだけで、日常のすれ違いがグッと減ります。

子どもが生まれてからは、話してるようで話せていない。

改めて時間をつくるのも気恥ずかしい。

そんなふうに感じているなら、ちょっと注意が必要かもしれません。

会話が減ると、気持ちのズレが広がって、家事分担もうまくいきづらくなってしまいます。

どんなに忙しくても、お互いに話し合う時間を“意識して”つくる。

それが、共働き家庭で家事分担をうまく回す一番のカギになると私は思います。

さいごに

家事分担のしんどさは、“量”よりも“見えない役割”や“気持ちのズレ”からくることが多いです。

夫を責めず、自分の視点や行動を少しだけ変えることで

心の余裕を取り戻せるかもしれません。

今回の記事で、あなたの毎日が少しラクになるヒントがあれば嬉しいです。