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転職サイトを見ては閉じる…「何もできない気がする」私が最初にやったこと

こんにちは、にっしーです。
こちらのブログに来てくださり、ありがとうございます。

このブログでは、パワハラ職場で悩むワーママが、
Webマーケティングを学び、在宅ワークで理想の働き方を
実現していく過程を発信しています。

家では家事と育児に追われ、職場ではやりがいも居場所も感じず
毎日バタバタと過ぎていくだけ…。

「このままでいいのかな?」と思って転職サイトに登録。

時短勤務OK、家から通えそうな場所、条件を入れて検索しても、
自分にできそうな仕事が全然見つからない。

特にこれといったスキルも強みもないし、
結局、私には何もできないと思って、画面を閉じる毎日。

本当は変わりたいけど、どうせ私なんて…と思って、諦めてしまっていませんか?
私も以前、何度も転職サイトを眺めながらモヤモヤしていました。

でもある時、「自分の強みの見つけ方」を知って、
考え方をガラッと変えることができたんです。

今回の記事では、何もできないと思っていた私が
考え方を変えられた方法をお伝えしたいと思います。

モヤモヤと悩んで行動できない!という人の気持ちが少しでも軽くなったら嬉しいです。

なぜ「何もできない気がする」のか?

学生生活を送り、就職して働いて、
結婚して子どもを生み、子育てしながら仕事を続けてきた…。

そんな“普通”の人生を歩んできたはずなのに、
気づけば「自分にはスキルも強みもない」「特別な経験もない」と
感じてしまっていませんか?

「これといって語れることがない私なんて…」
そんなふうに思ってしまうのは、あなただけのせいではありません。

そう感じてしまう“背景”が、実はちゃんとあるんです。
たとえば、こんな考えに心当たりはありませんか?

他人と比べてしまっている 
→ SNSで活躍している誰か、自信にあふれた発信を見るたびに
「私なんて…」と落ち込んでしまう。

「誰かのために」を優先して、自分を後回しにしてきた
→ 子ども、家族、職場。ずっと誰かを優先して、自分の気持ちは置き去りにしてきた。

「ちゃんとしなきゃ」と無意識にプレッシャーをかけている
→ 完璧じゃないとダメ、成果を出さないと認められない、という思い込み。

これらはすべて、これまで置かれてきた環境の影響で生まれた「思い込み」にすぎません。

もしその“思い込み”を手放せたら、
きっと「私にもできることがあるかも」と思えるはずです。

過去の行動を“自分視点”で棚卸し

私も、ひとりで悩んでいた頃は、全く気づくことができませんでした。
そんな私が最初にやったのが、“過去の自分”を振り返ることです。

「過去を振り返っても、何も変わらない」
そう思う方もいるかもしれません。

でも実は、自分を理解するうえでとても大切なステップなんです。

なぜなら、過去の行動や選択には
今の自分の価値観や考え方につながるヒントが詰まっている
から。

ここでは、私が実践した「棚卸し」のポイントを2つご紹介します。

今までで自分が1番頑張ったこと

これは、自分の強みやモチベーションが上がる環境を知るヒントになります。

そのとき、なぜ頑張れたのか?
どんな気持ちで続けていたのか?

あらためて振り返って、書き出してみてください。

たとえば私の場合は、学生時代の吹奏楽部。
毎日厳しい練習の連続でしたが、「最後までやりきる」と決めていた私は、
辛くても投げ出さずに続けていました。

この経験を通して気づいたのは、
私の強みは「やり抜く力」「実行力」「継続力」だったということ。

当時はただ頑張っていただけでも、今見ると確かな“武器”になっていたんです。

過去の経験で今でもひっかかっていること

こちらは、自分の「思考のクセ」や「苦手な環境」を知る手がかりになります。

たとえば私は、祖母との関係がずっと苦手でした。
女で一つで家を守りぬいた自負が強く、家庭内では絶対的な存在。

母は常に気をつかい、祖母中心の空気が当たり前になっていました。
その経験から私はこう感じるようになったんです。

「女性だから一歩引く」ことを当たり前にしたくない。
誰かに支配されるような環境では生きたくない。

だから私は今でも、
「男女平等でいたい」「誰にも負けたくない」と気を張ってしまう…。
そんな完璧主義な自分のルーツは、ここにあると気づきました。

こんなふうに過去を“自分視点”で見つめ直すと、
これまで「何もない」と思っていた自分にも、
ちゃんと意味のある背景があったと気づけるようになります。

自分の経験に、価値があると気づけた

これまで「何もない」と思っていた自分の経験を、あらためて言葉にしてみると、
「私、けっこうやってきたかも」と思える瞬間がありました。

他の人には当たり前じゃない、自分なりの努力や選択が、
実は“強み”として活かせるものだったんです。

その小さな気づきが、私にとっての「最初の一歩」になりました。
ここでは、私がどうやってその価値に気づき、行動につなげていったのかをお話しします。

副業を始めて2ヶ月目、私はとあるインスタ運用チームのメンバーとして
活動することになりました。

すでに稼働しているチームの中に入って一緒に仕事をするということに、
とてもワクワクしていたのを覚えています。

でも、最初はうまくいかず、提出したものにはたくさんの添削。
「やっぱり難しいな…」と感じることもありました。

そんな中、2ヶ月目・3ヶ月目とチームメンバーの離脱が相次ぎ、
「こんな状況で、自分みたいな一番下の立場の人間で大丈夫なのかな?」と
不安を抱えながらも、
少しでも運用に貢献できるよう、誰よりも多くの数を、毎週納品し続けました。

当時は、「どうしてこのピンチの状況で他のメンバーは動かないんだろう?」と
疑問に思っていました。

でも今振り返ると、私は“ピンチでもやり抜く力”と“実行力”があったからこそ、
行動を止めなかった
のだと気づいたんです。

このように、ただ「がんばった」で終わらせずに、
行動の背景にある強みや価値観に目を向けることが、
自分の“できること”を見つける第一歩になると私は実感しました。

まとめ

「私には何もできない」って思うと、つい立ち止まってしまいますよね。
でも、できないからといって、何もしてはいけないわけじゃありません。

本当に必要なのは、完璧な行動じゃなくて、“ちょっとやってみる”こと。

たとえば、

過去の自分の経験を3つ書き出してみる
「これ、意外と頑張ってたかも」と思えることを1つ探してみる
今日1日、自分を責めないで過ごしてみる

こういう小さな一歩の積み重ねが、
「私にもできるかも」という感覚を育ててくれるんです。

私も最初は、行動できずに転職サイトとSNSを眺めていただけでした。
でも、「まずは自分の過去を見てみよう」と決めたことが、今につながっています。

変わりたいと思っているなら、それだけでも十分。

「何もできない自分」から、少しずつ動き出していきましょう!