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朝から子どもの機嫌が悪くてバタバタ…
会社に着いたら上司の冷たい視線…
夫は大丈夫だよと、なんか他人事…
仕事も家事も育児も、ぜんぶ中途半端。
正直、こんな毎日もう限界…。
そんな風に思ってしまうことありませんか。
ワーママなんて、辞めたい。
何度もそう心の中でつぶやいた経験、私も何度もあります。
仕事なんて全部投げ出して、子どもとの時間を作った方が、
家族も、私も幸せなんじゃないか。
でも、ここまでキャリアを築いてきて、辞めるなんて後悔しそう。
辞めたいけど、辞めたくない。
ワーママである自分を、辞めたい一方で、認めたい気持ちもある。
結局、何も行動に起こせないまま、時間だけが過ぎてしまっていた。
でも、あるとき気づいたんです。
「悩むだけじゃ、何も変わらないんだ」って。
大事なのは、ワーママを辞める・辞めないを決める前に、
“今の自分の気持ち”と正直に向き合ってみること。
今回は、そんな葛藤を抱えているワーママに向けて、
一度立ち止まって心の整理をするヒントをお届けします。
①「辞めたいけど辞めたくない」は甘えじゃない
「辞めたいけど、辞めたくない」と
感じている自分に対して、少し罪悪感を感じていませんか?
でも、それは決してネガティブなことではありません。
むしろ、目の前のことに向き合って、
必死にやってきたからこそ、出てくる気持ちです。
思うようにいかなくて、うまくいかないことにぶつかったからこそ、
「もう辞めたい」と感じたのではないでしょうか。
それは、自分の心を守ろうとしているんです。
だからこそ「辞めたい」と思うのは自然なことで、決して甘えではありません。
自分を大切にしたいからこそ気づいた事実だととらえ直してみてください。
そう思えたら、ネガティブな気持ちがちょっとだけ前向きになりませんか。
②「私だけじゃない」と気づく
うまくいかないことが続いていると
「他のワーママは、仕事も家庭もうまくやってるのに」
と、周りと比べて、自分はダメなんじゃないかと落ち込んじゃったりしますよね。
でも、実際はそんなことないんです。
みんなそれぞれ悩みを抱えながら、見えないところで必死にやりくりしているんです。
職場のワーママの先輩は、バリバリと仕事もしてて、子育てもしてる。
キラキラなキャリアウーマンに見えてうらやましい。
でも、実際は仕事を持ち帰って深夜に働いているかもしれません。
SNSで発信をしているワーママは、キレイに整った部屋でにこにこしながら
子育てをしているように見えて別世界に感じる。
でも、キレイなのは写っているところだけかもしれません。
どんな人も「見えない本音」があるんです。
だから、誰かと比べて自分はダメだと思わないでください。
自分のように悩んでいる人はきっと他にもいます。
「私も同じだよ」という仲間を見つけられると、少し気持ちがラクになるはずです。
③ 辞めるか続けるか以外の“第3の選択肢”
しんどい時は「辞める」か「続けるか」のどちらかの選択肢しか思いつかず、
結局辛いと感じてしまっていませんか。
実は、他にも選択肢はあるんです。
例えば、働き方や、環境が少し変えることができないか考えると
グッとラクになることがあります。
例①在宅勤務の日を作ったり増やすことができないか会社に相談する
→ コロナ禍でリモート実績がある会社なら、相談の余地はあるかもしれません。
まずは「週1だけでも在宅できないか」と声をあげてみるだけでも一歩です。
例②家族との家事•育児の分担を見直す
→「朝の支度はお願いできる?」など、具体的に伝えることがポイントです。
感情より事実ベースで話すと、相手も受け入れやすくなります。
自分だけが頑張るのではなく、周りも巻き込んで
変えられることがないか、広く考えてみるのが大切です。
頼れるものに頼って、いったん自分の負担を減らせることがないか
考えてみると、「辞める」「続ける」以外の選択肢が増やせて、
気持ちに少し余裕ができるかもしれません。
④ 決断できない自分にOKを出そう
辞めるも続けるも決められずにいる自分にモヤモヤして自己嫌悪…。
そんな風に感じてしまっていませんか。
でも、「決められない」ということは、まだ迷いがあるから。
きっと今の生活の中に大切にしたいことがあるということかもしれません。
だから、今すぐ答えを出さなくても大丈夫。
モヤモヤしながら、それでも毎日、頑張ってるのは間違いありません。
そんな時は、少しだけ自分を守る選択をするのがおすすめです。
・週末は仕事を早めにあがる。
・お気に入りのスイーツを食べる。
・朝、5分だけ布団の中でゆっくりする。
決断をする代わりに、小さなご褒美や余裕を作るんです。
辞める、続けるだけじゃなくて、決められない自分に
「それでもいいよ。」と、言ってあげましょう。
⑤ 辞めたいと思った気持ちには意味がある
「辞めたい」という気持ちは、無理に抑えなくていいんです。
それは、”助けて”っていう心の声が、外にでてきている、
自分を守ろうとするサインなんです。
私も本当に辛い時、通勤の満員電車の中で、
勝手に涙がでてしまったことがありました。
会社の最寄りの駅に着いて「もう限界…。」心の声が思わず外に出てしまいました。
そのあとしばらく駅のベンチに座って、
始業時間前に「体調不良で休みます。」と、会社に連絡したのを覚えています。
そのあと、ゆっくりカフェでコーヒーを飲んで、家に帰って寝ました。
その時に気づいたんです。
本当にもうギリギリのところにまで来ちゃってたんだと。
だから、「辞めたい」と思ったときは、我慢しないでください。
その気持ちは、自分自身を守ろうとした証拠です。
ちょっと休んで、その気持ちを受け止めてゆっくり過ごしてください。
きっとそのあとで、また新たな気持ちで前に進める日がやってきます。
それまで、自分の心を守ってあげてくださいね。